【JAL】子供の運賃やマイルで損していませんか？

今回はJAL国内線の運賃制度における子供運賃とマイルについてです。

項目は以下のとおりです。

各種運賃のメリット・デメリット
ご存知の方は飛ばして小児運賃とマイル付与率に行ってしまって問題ありません。

JALの運賃区分としてはポピュラーなものに普通運賃、特便割引運賃、先得運賃があります。

各種運賃のメリット・デメリットは次の通り。

普通運賃

 

先得運賃

特便と先得はメリットが安いという一点しかありませんね。
しかし、普通運賃は時期にもよりますがこれらの運賃の2～4倍の料金設定。節約効果が大きすぎて普通運賃の他のメリットが霞んできそうです。
早いうちに予定を確定できる方は先得もしくは特便で取ってしまった方がオトクですね。

 

子供の運賃とその区分によるマイル付与率

12 歳以下の子供であっても、割引運賃である先得や特便で席を確保することはできますが、これらの料金区分には子供料金の設定がないため、大人とほぼ変わらない運賃設定。マイル数が目減りする点も大人運賃と同様。

一方で、小児普通運賃は大人普通運賃の50%ですが、付与されるマイルは100%もらえます。料金によっては多少高くても普通運賃の方がオトクということですね。

 

これはある日の羽田発那覇行きの便です。

最安値は先得ですが、200円足すと小児普通運賃で買う事ができますね。

その場合、246マイル多くもらえる上に、急な予定変更があってキャンセルする必要が発生しても、とられるのは440円の払戻手数料のみ。

個人的には200円高くてもこっちの方がオトクだと思います。

ちなみに先程の予約画面は3～12歳の子供1人で検索したものです。

同じ日・同じ便を大人1人と子供1人の計2名で検索するとこのように出てきます。

小児普通運賃どこいった！？

ちなみに運賃を全部見るをタップしても出てきませんでした。
この場合、大人料金を先得で買うと、自動的に子供分は最安値の運賃が選択されます。つまり強制的に先得が選ばれてしまいます。

これを回避する方法は2つ。

これで所望の運賃を選ぶことができます。

 

18歳未満の初回搭乗ボーナスをもらうには

その前にそのボーナスをもらうためのキーとなる家族プログラムについて説明します。
JALマイレージバンク(以下JMB)には家族プログラムという制度があります。
このプログラムは親会員1名と生計を共にする子会員(配偶者及び一親等の家族、上限は9人)を1つのグループとして登録し、貯まったマイルを共有するというものです。
登録手数料は無料です。
失効間近かつわずかなマイルでも数人分を足せば特典航空券に交換したり、eJALポイントに変えることができますから、家族にJALカードの本会員や家族会員がいる場合はプログラムに加入しておいて損はありませんね。

eJALポイントへの移行についてはコチラ

家族プログラムに加入するにあたって18歳以上はJALカードを保有している必要があります。なのでJMB会員であってもJALカードを持っていなければ家族プログラムに加入することは出来ません。
しかし、カードを持つことが出来ない18歳未満及び高校生はJMB会員であれば家族プログラムに加入することができます。
家族プログラムに加入している18歳未満及び高校生はクレジットカードが発行できないため、JALカードの特典である年度(1月～12月)初回搭乗ボーナスをもらうことができませんが、家族プログラムに加入しているだけで初回搭乗ボーナスとして1人につき1000マイルもらえちゃいます。
その他にもスカイメイト運賃で搭乗する際に、本来は区間マイルの75%マイルが付与されますが、家族プログラムに加入していれば付与率が100%にアップ！
これは登録しなきゃ損ですね。

今回は子供の運賃とマイルについて書きました。
もし子供とJALグループ便乗ることあるけど、子供をJMB会員にしていない方は大至急JALのホームページにアクセスしてください。
また、子供はJMB会員だけど家族プログラムに入れてないって方も大急ぎでJALのホームページにアクセス。
「JAL  家族プログラム」で検索すれば出てきますよ。