こんにちは、陽の字です。
2019年度もまもなく終わろうとしていますね。
今年は北海道から本州に転勤があったり、初めてエアラインのステータスを手にしたりする激動の1年でした。
今回は転勤前の3か月間(1月~3月)でやっつけたJGC修行の成果(かかった費用、FOP単価、ついでにマイル数)を紹介します。
JGC修行解脱の記事はコチラ
今回の修行の特徴として
・拠点は新千歳空港(CTS)
・国内線オンリー(仕事の関係で海外に行く手続きが面倒)
・基本的には日帰り(新千歳に到着後保育園に子供を迎えに行かなけばならない)
以上の3点がありました。
ではさっそくいってみましょう
1レグ目~6レグ目
1~6レグ目は日本のあちこちを飛びまわるルートです。
JGC修行を思い立ったのが年末だったため航空券の予約という名のスタートダッシュが遅れてもーた・・・。
しかし、新千歳空港が近いということもあり転勤前にカタをつけたかったのでFOP単価が高くなるのを承知で修行を敢行しました。
嫁と子供は嫁実家にいたので今回の修行で唯一宿泊がある日程です。
それにしても年末年始の新千歳を発着する便は高くて効率のいい修行には使いづらいですね。
新千歳→伊丹のFOP単価22.55円って修行僧にしてはあり得ない
しかし沖縄線はまだ許容範囲内だったのでヨシとしましょう。
時間帯によっては羽田・那覇間を飛ぶ便でFOP単価が10円を切るものがちらほらありました。
7レグ目~20レグ目
ここからはひたすら日帰りで往復。折り返しの空港滞在時間が数時間とターミナルの外に出るヒマすらもないこれぞ修行といった内容です(笑)
関空は基本的に先得でも特便でもFOP単価を安く抑えれる傾向にあります。
どんだけ需要が少ないんでしょうか
福岡については先得でとればFOP単価が安くなるもの、特便でとると割高になります。
今回とった便は基本的に次の月の勤務表が確定する月の中旬あたりでまとめてとっています。
21レグ目~30レグ目
修行後半戦もひたすらFOP単価の安い関空を往復しまくってますね(汗)
20レグ目のフライトでJMBクリスタルに昇格したため、もらえるマイル数がCLUB-Aカードの特典である獲得マイル25%アップから、55%アップになったため、同区間であってももらえるマイル数がアップしています。
2月下旬~3月上旬にかけて関東で転勤に伴う新居探しのため、羽田線を利用しています。
やっぱり、ドル箱路線である千歳・羽田線はFOP単価がかなり高い・・・。
普段迷惑をかけている嫁の圧力に屈して行きはファーストクラスに乗る羽目になりました。3人分の差額は私のなけなしのお小遣いから支払い
まぁ、ファーストクラスは快適だったからよかったんですけどね(白目)
なお、こちらも勤務表が確定したらソッコーで次の月分の便を予約しています。
トータル30レグで50,000FOPを達成し修行から解脱することができました。
ちなみにJALカード会員はその年の初回搭乗で5,000FOPボーナスがあるので実際の目標FOPは45,000FOPです。
結果として
航空券代:451,820円
獲得FOP数:45,416
FOP単価:9.95円
獲得マイル数:29,241マイル(フライトマイルのみ)
最終的にFOP単価10円以下を達成できたんですが、最初の出だしとファーストクラスがなければ9円を切ることも可能だったかもしれません。
数百マイル足し、30,000マイルをeJALポイントに変えて手出しをさらに45,000円下げることも考えたんですが、マイルは家族旅行のためとっておくことに(笑)
JALカードで決済していれば特約店で100円で2マイル付与なんですが、アメックスプラチナが100円で3ポイントであるため、決済はそっちを使っています。
アメックスプラチナについてはコチラ
マイル修行って効率を重視するとどうしても同じところばっかりになっちゃいますね。
どーせならOKA-SINタッチとかやってみたかったなぁ。
それでは今回使った各空港の特色や新千歳発でのFOP単価の特徴を挙げたいと思います。
・羽田空港
言わずと知れた日本最大のハブ空港。日本各地へ多くの便が就航しており、修行の拠点として最適。
保安区域から出ることなく、グルメ、ショッピングを楽しむことが可能。
また、各社のゴールドカード以上で入れるラウンジが北ウイング・南ウイングにあるのでステータスを持っていない場合でも待ち時間を快適に過ごすことができます。
千歳-羽田路線はFOP単価がかなり高く修行に不向きですが、乗り継ぎ先によっては(那覇とか那覇とか那覇とか・・・笑)利用価値が出てきます。
・伊丹空港
西日本最大の空港。大阪かと思いきや実は兵庫県伊丹市に位置しています。
今回の修行では1度だけ降り立ったんですが、その時はまだサクララウンジが改装中でパーティションとソファだけのしょっぱいスペースが用意されていました。現在は改装工事も終わり通常営業中。
乗り換えただけなのでこれといった印象なし。
新千歳発だと、手ごろな料金の関空と違って料金はやや高めな印象。もちろんFOP単価も10円を超えてきます。
・那覇空港
言わずと知れたリゾート地。空港の中を歩くだけでも南国の空気を少しだけ味わうことができます。
立ち寄ったときはぜひ沖縄そばやハム巻
きおにぎりを食べてみてください。
ここのサクララウンジには沖縄らしく泡盛が置いてあります。
観光のオフシーズンの間は安い航空券がゴロゴロしていて修行僧にとっては狙い目。
ただしANAと違って北海道(新千歳)からの直行便はありません。
・福岡空港
九州地方最大の空港。博多からとても近くアクセスも良い。
飛行機から降りた後は基本的に到着ロビー(保安区域外)直行になるんですが、乗り換えの乗客に対いては、飛行機を降りてすぐのところにいる係員が出発ロビー(保安区域内)へ案内してくれます。
新千歳発でFUKタッチ(福岡折り返し)を敢行すると、乗り換え時間が短いため、「新千歳空港へお乗り継ぎのお客様ー」と大声で呼ばれる憂き目にあいやすい・・・。
一般客からしたら新千歳発の飛行機から降りてきて新千歳行きに乗り継ぐんなんて意味不明ですもんねー。
新千歳発でJGC修行を実施する場合は先得運賃で早いうちにチケットを取ればFOP単価を10円以下に抑えることができます。
・関西国際空港
国際線においては西の雄です。ふるさと納税で一躍有名になった大阪府泉佐野市にあります。
国際線への乗り継ぎのため、日本各地への路線が就航しています。
国内線ターミナルは保安区域の外に出れば大阪グルメを堪能することが可能。
ただし、551の肉まんは絶対に飛行機の中では食うなよ?いいか?絶対だぞ?絶対食うなよ!
保安区域内は若干さみしい印象です。土産物売ってるお店もこじんまりとした店が数件あるばかり・・・。
空港の立地が悪く需要が伸びないせいか、新千歳からは特便・先得どちらを使ってもお得になります。
新千歳と関空をひたすら往復していれば特に意識していなくてもFOP単価がかなり安くなってきます。表のとおりですね。
また、プライオリティパスを持っていれば保安区域外のKALラウンジ(大韓航空のビジネスラウンジ)に入ることもできますが、お好み焼き屋のぼてじゅうは利用不可になってしまいました。
そりゃぁ、並んでる人の大半がプライオリティパス提示してたし、いつかはこんなことになる気はしてました(笑)
・新千歳空港
北海道の空の玄関口。北海道は広いため空港が点在していますが、その中でも就航路線数は群を抜いています。
空港内では各所でラーメンやジンギスカン、寿司など北海道の名物を楽しむことができます。北海道民からするとかなりの観光地料金。
またドラえもんパークやハローキティパーク、温泉までもあり、小さい子供連れでも十分楽しめます。
今回紹介したFOP修行や、道東の女満別空港を先得運賃でひたすら往復する回数修行など、修行僧のライフスタイルに合わせた修行の計画が立てやすい空港です。
個人的なおすすめは先ほど述べたKIXタッチ(関空折り返し)です。
冬の間は、降雪のため欠航や条件付き運航を頻発させる困ったさん。
晴れていても滑走路除雪のため、スタンバイを食らうこともしばしば・・・。
まもなく2020年も始まるというところで修行を始める人たちはソワソワしていると思います。
皆さんもぜひ有意義な修行を楽しんでください。
では、来年もよろしくお願いします
コメント