JAL・エアカラン、コードシェア便運航開始でJGC会員が受けるメリット

先日JALのホームページを見ていましたところ、2019年12月3日よりニューカレドニア・ヌメアを拠点とするエアカランとのコードシェアを開始するというプレスリリースが目に付きました。今回はコードシェア開始に伴ってJGC会員が受けるメリットについて書いていきたいと思います。

JGCって何?って方はコチラのページ

そもそもニューカレドニアとは?
オーストラリアの東にあるフランスの属州の島です。公用語はフランス語だったり、フランスが海外領土向けに放送するテレビ番組が見れたりとフランスの影響が見受けられますが、実際は青い海が広がる熱帯のリゾート地であり、当たり前ですがフランス本国とはずいぶん違った印象を受けます。
詳細はこちらを参照してください。

エアカランとは?
1983年にニューカレドニア政府が出資して設立された航空会社。
ニューカレドニア・ヌメアのトントゥータ国際空港を拠点にオセアニア地域、そして日本(成田・関空)への便を運航しています。オセアニアエリアを除いてエアカランが運航する便が就航しているのはなんと日本だけなんです!(ここ大事)
ちなみに日本とヌメアを結ぶ直行便を飛ばしているのはエアカランのみです。
運航日については以下の通り。


(JALプレスリリースより)

マイレージ制度に関してはフランス本国のフラッグキャリアであるエールフランスと同じFlyingBlueが使用されており、これまではJALやANAのマイレージを貯めることはできず、サービス面でもJGCやSFCの強みを生かすことはできませんでした。
しかし、JALとエアカランのコードシェアが開始されたことにより、この状況が変わってきました。

マイル
・エアカラン運航便をエアカラン便として予約(エアカランから予約)→FlyingBlueのマイル積算対象
・エアカラン運航便をJAL便として予約(JALから予約)→JALのマイル積算対象

JALから予約するとJALのマイルを貯めることが可能!
JALはヌメアへの直行便を飛ばしていませんが、コードシェア開始を受け、国際線予約ページのオセアニアエリアのタブにヌメアの表記があります。

JGCサービス
エアカランはoneworldに加盟しているワケではありません。
そのため、コードシェアでJAL便として搭乗する際、全てのベネフィットを享受することは難しいみたいです。
気になったので、直接JALに問い合わせてみました。

前提として・・・
・JAL便として予約
・JGCメンバー
・エコノミークラス使用

チェックイン
エアカランのビジネスクラスチェックインカウンターを利用可能

手荷物
各23㎏の荷物を2個まで(本来は23㎏の荷物を1個まで)

ラウンジ
エアカランのラウンジは使用可能、サクララウンジは使用不可

優先搭乗ビジネスクラスの旅客と同じタイミングで優先搭乗可能

完全とはいかないにせよ、使える部分はけっこうあるみたいですね。

10年ほど前に僕がニューカレドニアに行ったときよりもずいぶんといい状況になっています。
ぜひ子供たちを連れて青い海とのどかな時間の流れるニューカレドニアにまた行きたいと思う今日この頃です。

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